フィルムカメラ時代のOM10をイメージさせる薄型ボディに本格撮影に充分な機能を備えたOM-D E-M10にリミテッド・エディションキットが登場しました。E-M10というのは、OLYMPUSから発売されているマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼デジカメでございます。
「OM-Dシリーズ」の末っ子として売れに売れているようです。私も何度か試写させてもらっていますが、なんてったってカッコイイですわ。本体価格が8万円前後で、OM-Dシリーズとしては最安値。でも機能は必要十分ときたもんだから、マストバイアイテムとして狙っております。
今回発売されたリミテッド・エディションは、シルバーとブラックの現行モデルに加えて、オレンジ・グリーン・ブラックが限定色として追加されました。色のネーミングはもう少し検討の余地あったでしょうというのがファーストインプレッション。ダークグリーンとか、なんとかオレンジとか言い方はあるでしょうに、なんかつまんないネーミングですね。
一時帰国に合わせて触ってみようと思っていたので家電量販店に立ち寄ってみたけど置いてない。どうやら、通常販売はしてないようでオンラインショップで販売されているようです。ちなみに何が現行品と違うかと言えば、
- グリップ部分に革の素材を採用
- カラーバリエーション(オレンジ、グリーン、ブラック)
- 各色に合わせた本革ストラップ(高級時計のベルトみたいな感じらしい)
- ED14-42mm F3.5-5.6EZのレンズキット
- 専用ストラップ
が装備されています。カメラのスペックは現行のOM-D E-M10と同じです。
基本仕様 | |||
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タイプ | ミラーレス | レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント |
画素数 | 1720万画素(総画素) 1605万画素(有効画素) |
撮像素子 | フォーサーズ 4/3型 LiveMOS |
ローパスフィルターレス | ○ | 撮影感度 | 標準:ISO100~1600 拡張:ISO25600 |
記録フォーマット | JPEG/RAW | 連写撮影 | 8 コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~60 秒 | 液晶モニター | 3インチ 104万ドット |
ファインダー形式 | アイレベル式電子ビューファインダー | ファインダー視野率(上下/左右) | 100/100 |
ファインダー倍率 | 1.15 | 電池タイプ | 専用電池 |
専用電池型番 | BLS-5 | 撮影枚数 | 320 枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
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その他機能 | |||
手ブレ補正機構 | ○ | ゴミ取り機構 | ○ |
ライブビュー | ○ | 可動式モニタ | 可動式液晶 |
PictBridge対応 | ○ | 内蔵フラッシュ | ○ |
バルブ | ○ | 防塵・防滴 | |
RAW+JPEG同時記録 | ○ | RAW | 12bit |
セルフタイマー | 12/2秒/30~1秒 | インターフェース | USB2.0、AV出力、HDMI |
GPS | 起動時間 | ||
動画撮影 | |||
4K対応 | 動画記録画素数 | フルHD(1920×1080) | |
フレームレート | 30 fps | ファイル形式 | MOV/AVI |
映像圧縮方式 | MPEG-4AVC/H.264 Motion JPEG |
音声記録方式 | WAVEフォーマット準拠(ステレオリニアPCM/16bit サンプリング周波数48kHz) |
ネットワーク | |||
NFC | Wi-Fi | ○ | |
Wi-Fi Direct対応 | |||
サイズ・重量 | |||
幅x高さx奥行き | 119.1×82.3×45.9 mm | 重量 | 350 g |
付属 | |||
付属レンズ | 有(レンズキット) | ||
カラー | |||
カラー | オレンジ グリーン ブラック |
6月下旬はニコンのD810、シグマのdp2Quattro、そしてOLYMPUSのこのリミテッド・エディションといい、新商品のオンパレードでしたね。絶対売れる写真を撮るために、絶対売れてるカメラが必要というわけじゃないけど、欲しいなぁ。