劣化芸能人の代表格と言われた事もある長谷川京子
2000年代初頭に社会現象になった1つに「ハセキョー現象」があった。ハセキョー、ハセキョン、京ちゃんの愛称で人気を博した長谷川京子の一大ムーブメントだ。女性誌『CanCam』の専属モデルをへてNTTドコモやKOSEなどのCMに引っ張りだこで、2004年には10社以上のCMに登場し、CMの女王となった。
テレビをつければ必ず出ているといってもいいほど出演していた2004年前後。2003年のCM露出量ランキングでは100位前後だったはずだから、一気にトップに踊りでた時の人だった。スキャンダルも全くといっていいほどなかったため、日本生命、武田食品、NTTドコモといったお堅い系の企業のCMにもよくでていた。
2008年にポルノグラフィティのギタリスト新藤晴一と結婚したあたりから、子育てが忙しくなりメディアへの露出が激減した。それと時を同じくして長谷川京子の劣化が話題となった。これは結婚後に激やせしたのが原因とも言われており、もともと皮下脂肪が少ないタイプの女性のため、劣化スピードは早い。
とはいえ、ネット上では離婚の噂や再起不能と言われているものの、主演級やCM女王とは言わないまでもドラマへの復帰がちらほらと出てきている印象をうける。さすがに、10年前のような圧倒的な魅力で全属性からの支持を受けられるほどの魅力は感じない。
『ドラゴン桜』『八重の桜』桜大好き長谷川京子
あらゆる属性の人に人気のあった長谷川京子は、もちろんモデル、CM、そして女優へとキャリアアップしていく。長谷川京子の出演するドラマは、いま思えばかなり豪華キャストだったことに気づく。ドラゴン桜では、阿部寛、長谷川京子、山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣と共演しており、今なら誰もが主演級の俳優女優である。
八重の桜でも、綾瀬はるか、綾野剛、オダギリジョーといった演技派の面々との共演を果たしている。桜の名前がついてるからといって桜が好きというわけではないでしょうが。ちなみに、劣化と騒がれているものの女優本格復帰へせっせと準備をしている。「オー、マイ・ダッド !! 」「続・最後から二番目の恋」「ペテロの葬列」など、主演級とはいえないがドラマへの出演は積極的だ。
ドラマ「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」の長谷川京子に期待したい
安達祐実や上地大輔といった旬を過ぎた出演者に混じって長谷川京子も矢野聡子役で出演するドラマ「マザーゲーム」。制作はドリマックスで、ペテロの葬列も制作担当している。ママ友の友情と葛藤をテーマにしたヒューマンドラマだそうだが、何より長谷川京子が主役として活躍してくれること期待したい。