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中国にある旧軍事施設は被写体の宝庫で撮影しまくれる

上海スナップ撮影写真6

ここは上海から1時間ほど車を走らせた場所にある旧軍事施設。屈強な警備員とバリケードをかいくぐり、撮影に成功しました。普段は目にすることもない軍事車両がところ狭しと並んでいて、いくらメモリーカードがあっても足りないくらい撮影が楽しかったです。中国人民解放軍の車両が中心ですが、中には日本軍の車両もありました。

上海スナップ撮影写真5

撮影機材はNikon D4sにAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDと35mm F1.4 DG HSMをつけて撮影しました。欲を言えば、車両撮影は屋外で撮影したいですね。このジープたちは実際にエンジンがかかるのか分からないですが、エンジンを修理されている車両もみかけたのでいつか出番がくるのでしょうか。

上海スナップ撮影写真4

ここ最近のカメラとレンズの組み合わせで気に入ってるのがD4sとシグマ35mm F1.4 DG HSMです。この軍事施設にある車両の塗装の質感というか階調が豊かに撮影できる気がします。ズームレンズがズームリングを廻して焦点距離を楽しむレンズに対して、単焦点レンズは絞りを絞ったり開けたりして被写体深度とボケ味を変えて楽しむレンズです。

上海スナップ撮影写真3

上海スナップ撮影写真2

通常、軍事施設は一般開放されることはないものの、今回は特別開放のためお金さえ払えば取材できました。スナップ撮影では何を撮ろうかたまに悩むことがある一方で、この撮影のように被写体の宝庫に出会えるのはすごく楽しいです。これほど被写体が豊富だと構図も何も考えもせず連射してしまって1枚の重みがなくなった気がするのも事実です。

上海スナップ撮影写真1

最後の一枚は、殺伐とした手前のと奥行き感のある奥側がうまく融合できた気がする1枚です。今回の撮影の中では1番気に入っている写真です。これもまたシグマの35mm F1.4 DG HSMで撮影されたものです。室内でも高感度耐性の高いD4sのおかげで、レンズの性能を最大限に引き出してくれました。

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