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Nikon D810キットレンズはなぜ24-85mm F3.5-4.5G ED VRなのか?

NIKON D810
NikonD800/D800Eの後継機 D810

ニコンからD800/D800Eの後継モデルD810が発表されたのが6月26日だった。あれから1周間を過ぎて、ネット界隈では写真愛好家やカメラオタクを中心にD800やD800Eとの比較や作例をみながら喧々諤々しているようだ。

ニコンの位置付けとしては、これまでどおりフラグシップモデルD4Sの下位にあたるわけだから、限りなく上位モデルである。初中級機のD7000シリーズ、D5000シリーズ、D3000シリーズとは違った製品であることは間違いない。

だからこそ気になるのが、レンズキットとして発売されるレンズなのだ。このレンズは「AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR」であり、フルサイズ用の標準ズームレンズの中では廉価版に属する。

D810のキットレンズである24-85mm F3.5-4.5G ED VR。実勢価格は約50,000円。
D810のキットレンズである24-85mm F3.5-4.5G ED VR。実勢価格は約50,000円。

この24-85mmは小型で軽量のFXフォーマット対応標準ズームレンズであり、描写性能が特別視されるレンズではない。D800Eの発売時には推奨レンズとしてナノクリスタルコートの高級レンズが名を連ねていた。D800/D800Eの正常進化版D810に対してAF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VRをキットレンズに据えてくるあたりは、いささか疑問なのである。もっと弩級なレンズをレンズキットにしてくれたらD810がより一層際立つ気がするのだ。

メーカー小売希望価格で最も廉価なナノクリスタルコートレンズがAF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VRであって、それをレンズキットにしたら50万円を超えてくる。なるべくお安くお求め頂きたいというメーカーの強い意志の現れでAF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VRを採用したのなら、いっそのことレンズキットは併売しなくてもいいのではないかと思う。

不要なら買わなければいいそれで済む話。だけど、フラッグシップモデルに近いD810とAF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VRの組み合わせがバランスしてない気がしてならない。

あ、D800が発売された時のレンズキットはAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRなわけで、決してナノクリスタルコートではなかった事をいま思い出した。

 

ちなみにD800Eのメーカー推奨レンズはこちら

  • AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8 G ED
  • AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G ED
  • AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II
  • AF-S NIKKOR 16-35mm F4 G ED VR
  • AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED VR
  • AF-S NIKKOR 200-400mm F4 G ED VR II
  • AF-S NIKKOR 24mm F1.4 G ED
  • AF-S NIKKOR 35mm F1.4 G
  • AF-S NIKKOR 85mm F1.4 G
  • AF-S NIKKOR 200mm F2 G ED VR II
  • AF-S NIKKOR 300mm F2.8 G ED VR II
  • AF-S NIKKOR 400mm F2.8 G ED VR
  • AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VR
  • AF-S NIKKOR 600mm F4 G ED VR
  • AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED
  • AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8 G IF-ED

 

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