霊長類最強女子は、誰もが認める元レスリング選手の吉田沙保里だろう。では、霊長類最強グラビアといったら誰を思い浮かべるだろうか。誰もが認めるわけではないだろうが、一応は染谷有香ということになっている。吉田沙保里の代名詞、霊長類最強女子を拝借しようというのだから相当な自信があるのだろう。
リアル峰不二子こと染谷有香の初のヘアヌード写真集
もし、いまだピンときていないなら、ぜひ見ていただきたい。誰もが認めるスタイルを武器に「リアル峰不二子」「霊長類最強グラドル」と呼ばれてもおかしくない。霊長類最強かどうかは、特にこの写真集を見ればわかる。『This is the beginning』だ。2021年9月に発売された写真集で、染谷有香にとって初のヘアヌード写真集だ。
発売から約1ヶ月たったので、既存ファンたちの声は揃ってきた。染谷有香『This is the beginning』の評判を要約すると、概ね評判は高い。男性ファンが多いので、あまりにカメラマンの個性や芸術性が強すぎると嫌煙されるのだが、本作品はそうではない。染谷有香のモデルとしての素材が上手に活かされている。あえていうと、彼女の175センチの身長の高さや「リアル峰不二子」らしさが、もう少し全面に出ていても良い気がする。また、週刊誌で十分じゃないか?と思わせるカットも多く、新たに3000円を出して買うべきか悩むところだ。ネット上の口コミで多いのが、照明やライティングに対する不満だ。染谷有香のすべてを味わいたい男性諸君からすると、暗い照明で彼女のヌードが霞んでしまうことが許せないのだ。作品を見てもらえば分かる通り、たしかにライティング不足なカットがある。これは作品全体のバランス、濃淡を考えてのカット選定だと思われるので、許容範囲でなないか。むしろ、白黒ページが無いだけで大満足である。ジーンズのカットもあるが、実際はノーパン撮影だったようで、見逃してはいけない。
本作品は、2021年の春に沖縄県で撮影された模様。沖縄といえば、晴天に恵まれていたのかと思いきや、晴れた日は1日もない撮影だったようで、それが先程の暗いライティングにつながったのではないか?と推測してしまう。染谷有香は、一時期はグラビアを休んでおり、2年前に雑誌FLASHで再開するなど不安定な時期もあった。しかし、今回の売れ行きを見る限り、その人気に陰りはない。聞くところによると、『This is the beginning』の発売状況は好調で、アマゾンや楽天でも完売している。
霊長類最強グラドルの写真集とはいえ、数千部止まり
とはいえ、このご時世写真集が飛ぶように売れるわけではない。基本的にはアイドル系の写真集が先行し、こうしたグラビア系の写真集は例えヌードだろうと発行部数が伸びるわけではない。完売というのは、逆にいうとそこまで期待されていなかったか、或いは意図的に完売御礼を狙った初版発行部数かもしれない。霊長類最強といえども、染谷有香の活動範囲は限られている。ましてや、週刊誌の延長線上にある写真集である以上、発行部数は限定的だろう。『This is the beginning』の発売から約1ヶ月だが、多くても5000部くらいではないだろうかと考えている。
Twitterのフォロワー数も5万程度なので、その10%が予約及び発売直後に購入したとしても、そんなものだろう。ちなみに、お渡し会も無事に終わった模様。
写真集『This is the beginning』
お渡し会を無事に終えました💐出会いも再会もとても嬉しくて、パワー頂いちゃった❣️❣️❣️
来てくださった皆さまどうも有難うございます。まだまだ宜しくね〜☺️#おそめはじまる928 pic.twitter.com/r1HvFKTQG1
— 染谷有香 写真集発売中♡ (@someyaaa_) October 16, 2021
この作品が将来プレミアム化するかというと、それは期待薄だろう。グラビアだから露出が多いのは当たり前だが、週刊FLASHのカットが良い意味で上出来だったので、『This is the beginning』ならではのカットが少し物足りない。そして、最初で最後のヌード写真ならまだしも、the beginningというだけあってこれから量産される可能性もある。発売して1ヶ月なので、まだ古本屋に出回ることは少ないが、来年には数百円で出回るだろう。霊長類最強といえども、スタイルだけでは霊長類「最強」とはいえないのだ。この写真集は始まりに過ぎない、これからの活躍と霊長類最強グラビアの称号を名実ともに獲得していただきたい。