知人からマタニティーヌードの年賀状が届いた
今から数年前、頂いた年賀状の中にマタニティーヌードがあった。不妊治療中だった夫婦が念願かなって授かった命だ、受け取った私も喜ばしい気持ちになった。フルヌードのマタニティーフォトではないものの、部類としてはヌード写真に近かったのを覚えている。
海外ではマタニティーフォトは1つのカメラジャンルとして確立している
マタニティーヌード、マタニティーフォトは市民権を得たのだと思っていたが、世論は常に辛口なもので、自己顕示欲強すぎ、気持ち悪い、迷惑といった声が意外と多い。見ず知らずの妊婦のマタニティーフォトに興味が湧く人は数少ないだろうが、hitomiから始まった著名人のマタニティーフォトは1つの芸術であり、一見の価値ありじゃないだろうか。
海外では1つのカメラジャンルとして確立しているマタニティーフォト。マタニティーフォトグラファーという妊婦専門のカメラマンがいるほど社会に浸透している。最近は、ペリーペイント、マタニティサッシュリポンベルトのようなマタニティフォト用のオシャレアイテムも人気が出てきている。日本でも専門カメラスタジオもチラホラと開業しており、敷居は低くなっているいま、妊婦たちの特権を最大限に活用していこう。
マタニティーヌードの先駆けとなった芸能人たち
日本におけるマタニティーヌードやマタニティフォトの先駆けは、芸能人。hitomiや武田久美子、神田うのたちのマタニティーヌードは、神秘的であり芸術でもある。フルヌードだったり水着だったりさまざまだが、目の保養にもなるし奥さんや家族のマタニティフォト撮影時には参考になるかもしれない。
神田うののフルヌード妊婦写真
今から4年前頃、タレントの神田うの(当時36歳)が、女性誌『an・an』で妊婦姿でのフルヌードを公開した。特集『はじめての妊娠・出産』の企画として撮影されたもの。一糸まとわぬ姿で“美しき臨月の女神”として衝撃のフルヌードを公開した。その後、神田うのはマタニティウェアブランドを立ち上げて、マタニティドレス等のマタニティグッズの通販事業を行っている。
2000年代のグラビア界を牽引した熊田曜子妊婦姿
熊田曜子は過去に32冊、DVD50枚以上をリリースした2000年代を代表するグラビアモデルである。2012年に一般男性を結婚しその際にマタニティフォトを公開した。最近では熊田のダイエット術が女性に人気の一方で、出産後も水着姿を公開しているところからみると、生涯現役のグラビアモデルとして活躍していくことだろう。
ママタレ市場に乗り込んだhitommiのマタニティー時代
歌手のhitomiがマタニティーヌードを披露したのは2009年頃。一色紗英、リア・ディゾンと続いた臨月セミヌードブーム全盛期に妊婦写真集を発売した。人気低迷と産休のダブルパンチだったhitomiのママタレ市場開拓の一環として脱いだと言われている。知名度は抜群に上がったが、その後の活動はみなさん御存知の通り。
劣化芸能人入りしてしまった一色紗英のマタニティ時代写真
90年代はポカリスエットCMやドラマに引っ張りだこで、2007年に育児雑誌『Milk』で衝撃のマタニティーヌードを披露した一色紗英。今や劣化芸能人の1人として認定されてしまっているが、現在は渡米してファッションディレクター(ファッションブランド「アーキー」)として活躍している様子。
黒船は再来するのかリア・ディゾンのマタニティフォト
ヌードになったのは妊婦時代だけでないため、目新しさはない。しかし、グラビア界の黒船ことリア・ディゾンが2008年に全国ツアーの最中に妊娠発表は衝撃を受けた。その当時に撮影されたのがこの妊婦画像だ。2009年に女児を出産したものの翌年には離婚を発表、母と娘2人でニューヨークで生活しているらしい。
彼女が日本、台湾、韓国で人気が出たのは彼女が自身のブログにアップした1枚の画像がきっかけだった。「ルーズソックスとセーラー服」の女子高生風画像が大きな話題となり、この画像がきっかけでファンが爆発的に増えて晴れて芸能デビューした。
結局マタニティーヌード芸能人は離婚する武田久美子
元祖フェロモン系グラビアアイドルだった武田久美子。彼女の妊娠ヌード写真が世の話題をさらったのは雑誌「フラウ/Frau」で披露した時だった。45歳になった武田久美子は今やダイエットのエキスパートとして大活躍。しかし、旦那のジェームスとは離婚協議中だそうだ。妊婦ヌードを出した芸能人は離婚するというジンクスは意外と当たってるかも。
お笑いから女優へ転身できたのか山田花子のマタニティフォト
「ダウンタウンのごっつええ感じ」レギュラー抜擢でブレイクした元お笑い芸人の山田花子もまた、2012年に「美ST(ビスト)」というビューティー情報誌で妊娠ヌードを披露した。その時の会見では「世間が期待しているもので・・」と彼女はマタニティーヌードを機にグラビアアイドル界入りを宣言した。一時期女子プロレスラーも目指していた彼女は、お笑い芸人を経て、女優にも挑戦し今でもほそぼそながら芸能生活を送っているようだ。
ブリトニー・スピアーズのマタニティフォト
2006年に『Harper’sBAZAAR』誌の表紙で妊婦ヌードを公開したブリトニー。彼女の楽曲のPVに妊婦姿で登場するなど、妊娠期間中の音楽活動も活発だった。当時、ブリトニー・スピアーズがホテル滞在時に使用した妊娠検査器がホテル従業員の手によってゴミ箱から拾われた。
その後、その妊娠検査器がオークションにかけられ50万円程度で落札されたこともあった。裁判沙汰や離婚騒動などゴシップネタには事欠かない彼女だが、それでもしっかり仕事はしており、エンタメ業界での収入ランキングでは常にランクインされている。
韓国出産で批判を浴びた小雪のマタニティフォト
松山ケンイチと結婚した小雪は、2012年に自伝『生きていく力。』の中で妊娠中や産後のマタニティーフォトを披露し、ママタレントとしての第一歩を踏み出した。その後の出産時にはセレブ産院で出産することによる世間の批判を恐れて出日本ではなく韓国で出産し、それまた非難されるという残念な結果となってしまった。
マタニティフォトを撮影する一番いい時期は?
妊娠期間中の撮影で最も美しく見えるのは、妊娠8~10ヶ月頃。これはお腹の大きさがはっきりと見えるから。臨月ギリギリで撮影に臨む人もいるようだが、あまり出産予定日に近すぎると、撮影予定日より先に出産というケースもありそうだから、出産予定日の1ヶ月前あたりが一番多いそうだ。ちなみに、知人に聞いたところ臨月の撮影は不可能のフォトスタジオもあるそうなので、要チェック。
マタニティフォト、ヌード写真の参考事例
最近、フォトスタジオで撮影したことあるだろうか。ほとんどの人は七五三や成人式くらいだろう。ましてやマタニティフォト経験者は数少ない。社会認知が進んでいる海外を中心に、マタニティーヌードやマタニティフォトの衣装、ポーズの参考となる写真をいくつか紹介。