西野七瀬の写真集買ったら、落丁本を疑うほどのレベルだった
乃木坂46の人気ナンバー1・西野七瀬の初のソロ写真集を期待して買ったら、落丁本かと思った。同じ思いをしている人が結構多かったので記事にした。顔の見えない後姿、体の部分アップ、無駄な空白など意味不明なページがゴロゴロしていて楽しみにしていた西野七瀬がどこにもいない。
西野七瀬の『普段着』を簡単に解説
2月に発売された乃木坂46の西野七瀬のファースト写真集。撮影は藤代冥砂(ふじしろめいさ)によって行われた。藤代冥砂が手がけた写真集は、白石美帆、ソニン、モーニング娘。、上原多香子などアイドルや女優が多い。タイトル『普段着』とあるように、日常を撮影しており地元の大阪などが撮影地になっている。
西野七瀬の初ソロ写真集『普段着』はこうあるべきだった
- カメラマン藤代冥砂の作品集ではなく、西野七瀬の写真集であるべきだった
- 顔が見えない後ろ姿、体の部分アップなど西野七瀬の必要性がないページは削除
- 切符のアップ、風景写真などアイドル写真集に不要なカットはそもそもカット
- 真っ白な余白、全く意味不明だから西野七瀬を載せてくれ
- 見開きページの真ん中に本人登場は、見えづらくて仕方ないから両サイドに寄せる
嫌なら買うなで終わりだけれど、どこにも西野七瀬の魅力が感じられないのは私だけだろうか。日常を切り取るのはよくある写真集のコンセプトだが、なぜ地元の大阪で撮影したのか?その撮影場所でしか魅せない彼女の魅力があるからだろう。あくまでも大阪で撮影した西野七瀬の魅力を読者は期待しているわけで、大阪自体に興味はない。間違っても大阪の風景は期待していないのだ。
いつものアイドル西野七瀬も見れなかったし、地元大阪でしか魅せない西野七瀬もいなかった。どこにも西野七瀬はいなかったのだ。ページの半分しか使ってなかったり、空白ページがあったりするのは写真家のこだわり、芸術、個性なのかもしれないが、この写真家を買うのは西野七瀬ファンである。構成はどうあれ、西野七瀬の魅力を最大限に引き出せる写真家に撮影してもらいたかった。
それでも9万部を売る恐るべし乃木坂46西野七瀬
Amazonのレビューでも、私と同じ印象を頂いた方々がいたので少し安心した。その一方で、どれだけこの写真集が売れたのか調べてみるとなんど9万部だそうだ。これは途中経過だから10万部は間違いないだろうから、昨今の写真集業界からしたら売れてる部類にはいる。
写真集の購買特典がランダムな生写真という購買意欲を無駄に刺激する販促企画のおかげだろうけど、売れてることには違いない。ただ、一方で酷評が目立つがゆえに中古市場に数多くの初回本が流れている。せっかくの西野七瀬ファースト写真集の期待はずれの証左だろう。