キヤノン撒き餌さレンズ25年ぶりのリニューアルでお祭り騒ぎ
キヤノンが、軽量コンパクトな標準単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」を正式に発表し、発売日はなんと5月末。このスピード感がたまりません。今回の変更点をまとめると、まずは定評ある光学設計を継承し、コーティングを変更したようです。
また、絞りを5枚羽根から円形絞りの7枚にし、円形で美しくぼかした撮影表現ができるようになりました。また、ギアタイプのステッピングモーター(STM)が採用され、前モデルと比べて静かなオートフォーカス駆動に。そして、最短撮影距離がなんと35mmになりました。
最後に、価格面では税抜きで19500円と2万円を切るリーズナブルなプライシングです。実売はもっと安くなるでしょうから、撒き餌さレンズの第二章として、前モデルと同じように超ロングセラーの予感がします。ちなみに、カメラのキタムラが既に16000円で価格設定しているので、そのあたりがしばらくの実勢価格になりそうですね。
新規ユーザーは即買、既存ユーザーは最短撮影距離とAFのSTM化に投資できるか
光学設計は旧モデルを継承するので、MTF表上は光学性能には変化はありません。コーティングを変えてくるということは、フレア耐性などが上がるのでしょうか。まだ50mmの単焦点レンズを持っていないキヤノンユーザーにとっては即買決定のベストレンズでしょうが、旧モデルをもっている既存ユーザーにとっては、最短撮影距離とオートフォーカスのSTM化に投資できるかどうかでしょう。
この50mm F1.8レンズは、このレンズがあるゆえにキャノンユーザーになる人がいたり、ボディキャップ代わりにこのレンズをつけておく人がいるほどのスタンダードなレンズです。四半世紀にわたってロングセラーのレンズのリニューアルとあって、5月下旬が楽しみです。
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