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ニコンの業績がヤバいし、次の新商品の噂も微妙な件

ニコンの業績は春の予想よりずいぶん悪化してる

止まない雨はないけど、ニコンに降る雨はしとしとと降り続いています。春から梅雨にかけての業績報告を見ると、晴れ間が見えるのはまだ先のようです。ニコンの主力事業はもちろんカメラを中心とする映像事業ですが、この事業の売上が前年に比べて500億円以上も減っており、一眼レフカメラもレンズもコンデジも全てが去年より売れてない状況です。

市場全体の縮小にニコンが比例していると考えてたのは大間違い。ニコンが特に売れていない。カメラ業界団体が発表しているカメラの出荷台数データから計算すると、この時期の市場全体の縮小率は15%です。一方でニコンは30%も縮小しました。今年の5月時点の発表ではこの時期の業績は悪化するものと予想していたのですが、それ以上に売れなかったということです。

レンズ交換式カメラ・コンパクトカメラともに市場縮小が続く。
上期は依然厳しく、下期にかけて市況回復期待。 8%減収だが増益計画
販売台数は、レンズ交換式カメラ 6%減少、コンパクトタイプ 19%減少の見込み。

※2015年度の見通し 2014年5月ニコン決算資料より

ニコンのカメラが売れてない原因はヨーロッパとスマホ

この縮小の理由をニコンは2つの理由で分析しています。1つは巨大マーケットの欧州の市場回復が遅れていること。もう1つはスマホがカメラ市場を侵食していることです。こんなとき、メーカーがすることは市場回復を祈るか新商品を開発するかのいずれかですが、祈ってばかりはいられません。新しいカメラを商品を早々に開発することになるでしょう。

この決算発表と同時にニコン未発表の新商品の噂がちらほらと出てきました。メーカーのリーク情報なのか定かではありませんが、ニコンの業績に悲観する投資家やユーザーにはいい知らせになるかもしれません。ただ、いくつかの噂の中では製品ポートフォリオ上、必要な商品なのか疑問に思わざるをえない噂もあります。

これからのニコンの新商品の噂 D620?D720?

最近の噂だと、D610とD810の間のどこかに位置する新しいデジタル一眼レフカメラが登場するらしいです。発表は、カメラ業界最大のイベントである9月のフォトキナで発表されるらしいとの噂です。もしこの噂が本当だとしても、D610とD810の間にはDfがあるわけで、このカメラは何を狙っているのかあまり理解できません。新型カメラの予想スペックは以下です。

– 24MPフルサイズセンサー
– チルト液晶モニタ
– Wi-Fi
– EXPEED4画像処理エンジン
– 非常に軽量なボディ(たぶんD610やDf と同じ、或いはより軽い可能性あり)
– 価格は2500ドル前後となる
– 発表されるのは8月末か9月初め
– 機種名は不明だけど、D620かD750、または全く異なるものかもしれない
– この噂の信憑性は現在70%程度
– スペックの詳細は不明

スペックから見ると、バリアングルモニター搭載のフルサイズということはD5000系のフルサイズ機ですかね。DfのマイナーチェンジDf2ではないかと噂もあります。ニコンからは7月にフルサイズ機のD810が登場したばかりで、プロスペックのD4s、高解像度のD810、エントリーフルサイズ機のD610、温故知新のDfと隙間は埋まってる感じがしています。

埋める隙間がないなら、この新機種は既存ラインナップのマイナーチェンジにあたります。ここ数年、ニコンの新製品は前モデルからのマイナーチェンジが多くて画期的な新製品があまり発売されてません。今回の新製品も前モデルのマイナーチェンジとして発売されるかもしれませんね。

新製品は話題としても多少の需要喚起も起こるでしょうが、そこだけではスマホと戦うには攻撃力が弱いです。ここ最近ではDfのような思想を感じる製品をぜひ作っていただきたいと思います。世界中のマーケットの中で日本がトップシェアを握る数少ないマーケットがカメラ関連マーケットです。


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